FAPS   T−TOP スピーカースタンド   お客様レポート

                         山梨にお住まいのK様 ( VICTOR SX−7U → SX−700 )

K様は、往年の名機、ビクターのSX−7Uを愛用されています。
新居でのシステム再構築に際し、T−TOPスピーカースタンドを導入されました。
以下は、そのレポートです。

K様は、通路にあるスピーカーが接触のため転倒しないようにするため
独自の転倒防止冶具を考案され使われております。

地震による転倒防止にも効果的と思えますので詳細をご紹介させていただきます。

2009.09.06 続編を追加いただきました。


以前ビクターSX−7U用にT−TOPスタンドを購入した山梨のKです。
今回、スピーカーを同じビクターのSX−700に交換したので、その写真とともに使用感をレポートします。

SX−700はヤフオクにて購入しました。
ユニットは3ウエイで中高音はソフトドーム。低音は25センチで全てアルニコマグネットを使っています。
特に中音はリングマグネットと凝った作りになっています。

90年代の作品らしく技術の進歩は随所にうかがえるものの、オーディオ退潮時代の製品らしく箱を含めて大幅なコストダウンが計られています。
それでも1本11万と高価です。

今回も転倒防止用の治具を取り付けました。
今回は平面テレビも導入しましたが、干渉を考えてスピーカーの奥に置きました。
なにぶん居間兼用ですからこれで妥協するしかありません。

貴HPにケーブルの話がありましたが、私はAETのSP400を使っています。
明瞭な感じで古いスピーカーとは相性が良いようです。

音質ですが、スピーカーの進歩がはっきり伺えるもので、透明で細かい音も良く聞こえ、弦楽器の倍音も豊かです。
フラットではありませんが刺激のない高音が心地良く、低音もダンピングが効いて、見えるような音です。

音がスピーカーや床にまとわりつかず音離れの良いのはスタンドの効果でしょう。

最近はマグネシウム振動板など新素材のスピーカーが多く見られますが、既存の素材を使いこなし、評判の良いものもあります。
ビクターはこの製品を最後にソフトドームの3ウエイを止めてしまいましたが、そうえいばクリプトンの渡邊氏はこのシリーズの設計者だったとか。
もう一度この3ウエイを作ってほしいです。

ブロックや枕木で苦労していたあの時代にFAPSのスタンドがあったのなら、評価もずいぶん違っていたのではないでしょうか。
オークションやハードオフには懐かしいスピーカーがたくさん放出されているので、最新のスタンドで楽しむというのもいいですね。

FAPS 志賀 感想です。

K様、新たなレポートありがとうございます。T−TOスタンドを引き続きお使いくださって嬉しいです。

外観の洗練度合いからも、やはり世代が新しいと感じさせられますね。
セッティング状態も良いですね。部屋の雰囲気を壊さずに綺麗にまとまっていると思います。
ラックのガラス扉の取り外しも良いことだと思います。

ご自慢の転倒防止金具も継続使用ですね。
スピーカーにネジ止めというのは勇気がいりますが、使い倒すつもりであれば逆に安心できますね。
前側の金具を黒く塗っても良かったかな・・と余計なことを思いました。

小型の3wayスピーカーが潮が引くようにほとんどなくなってしまったのは、元愛用者としては、やはり寂しいですね。
コストの問題もあるのでしょうが、皆右に倣えで、のきなみ2Wayにしてしまうのもどうかと思います。

あれほど3wayブックシェルフに熱を入れて売り込んでいた国産メーカーさん。あれは単なるブームだったのでしょうか。
3wayスピーカーが駄目という考えで小型2wayに切り替えたのであれば、きちんとした見解が欲しいものです。

ブームに乗るというスタンスでやられている限り、国産メーカーからは独自の新たな音づくりの製品は出てきそうにもありませんね。
オーディオというジャンルを考え直して自信と責任を持って新たな製品を出すべきだと思っています。

FAPSは、そういうことを大切にして新たな製品を世に出したいと思っています。今後ともよろしくお願い申し上げます。


6月にTーTOPスタンドを購入した山梨のKです。
新居に引越しをしてようやくセットできましたのでレポートします。

スピーカーは25年ほど使用しているビクターSX−7U、アンプはDENONのPMA−SA11
プレーヤーがDENONのDCD−SA11、レコードプレーヤーがテクニクスSL1200、
カートリッジがゴールドリングというラインアップです。



設置場所は旧居の和室8畳間から洋室12畳となりました。
スタンドはイレクターを使った高さ40センチの自作スタンドからT−TOPスタンドに、
また今回アンプやCDプレーヤー、ラック等もグレードを上げているので、単純な比較はできません。

音質ですが、SXからは今までにない軽い音がします。
付帯音のない純粋な音といった感じです。
倍音が豊かで、弦楽器の音が柔らかく聴こえます。

SXは高域にピークがあるので、アンプ等に癖があると硬い音がするのですが、
今回は総合的に改善されたようです。最近のスピーカーも魅力的なのですが、当面SXで満足です。

右のスピーカーが通路に面しているので、転倒の危険を避けるために金具を前後に取り付けました。


前の金具はスピーカーにネジ止めしてあります。
後ろはスタンドのネジに取り付けました。


金具による影響は多少はあるでしょうが、スタンドとは接触していないので、
問題はないと思われます。転倒防止の効果は充分なものがあります。